若い頃見た映画「天地創造」では、
飽食、享楽,そして不遜と傲慢に満ちた人間世界バベルの塔が
神の怒りに触れて崩落するシーンがあり、このシーンは今でも明瞭に覚えている。
すでに自然は何度も警鐘を鳴らし続けているし、
株価と金利の動向に私の素朴な暮らしが晒されている。
株で儲けようとする人間の恣意に私達の不安が弄ばれている。
そして世界は、
いくら言っても争いをやめないで殺し続ける。
なぜ人間が幸福になる為にはどうしたらいいか、とは考えない。
私達こんなに豊かになっているのに、
なぜ過剰な欲望ばかりを追い求める。
◯
今朝赤線を引いた憲雄氏のゲラ原稿を
編集者に送りました。
原稿を推敲しながら何度も泣きました。
そこにはビジネスとは何か。
お客様との関係をどうしたらいいか、
仮想経済(金融経済)ではなく、
しっかりと足を地につけた実態経済を
構築して行くには、
どうしたらいいかが
書いてありました。
そして何度も書いてあったのが
会社の成長の為に社員を犠牲にしないという言葉です。
◯
憲雄氏の本のタイトルほぼ決定しました。
会社は社員を犠牲にしない
〜まともな企業であり続けるために〜
です。
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