2023年– date –
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芥川龍之介とともに,その10.龍之介への苦言!
芥川龍之介の小説ではなく、 随筆を読んでいますが、 特に彼の大学時代のエッセイは、 読んでいてとても楽しいです。 純心でおちゃめな龍之介青年がいます。 このままだったらどんなに良かったかと思います。 反対に、 龍之介の遺書を読むと、ちょっと情け... -
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芥川龍之介とともに、その9、賢治の開眼!
天才といわれた二人の青年が実は、 天才的であることよりも、むしろその重荷からのがれ、 <ただのひと>への憧れがあったということでしょうか。 期待されず、褒められず、 誰にもじゃまされず、 ただの自分を自由に自分らしく、 生きたいと。 そんな... -
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芥川龍之介とともに、その8龍之介も賢治もデクノボー?
芥川龍之介と宮沢賢治の類似点は、 芥川が書いた「鼻」や「芋粥」の主人公達の、 悟りとも言うべき心境と、 「アメニモマケズ」のデクノボーの心境がそっくりだということです。 「鼻」の主人公禅智内供も「芋粥」の主人公五位も、 たとえ他人に嘲りを... -
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芥川龍之介とともにその7.賢治も人間が現象だとわかっていた!
では、賢治、いこかー! 宮沢賢治も余りにも前衛的でしたね! だから彼の頭の中に去来する世界を 当時は誰も理解できませんでした。 現代においても一般的には、 一部の先鋭的科学者や知識者でない限り、 人間が現象であるということは、 なかなかわかりづ... -
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芥川龍之介とともに、その6、漱石がすごい!
漱石をすごいと私が思うのは、 小説として、 登場人物達を客観的に描きながら追及していき、 その物語が結果的には、 現象を語っている、ということです。 多分漱石の立ち位置がすべての登場人物達と等距離であり、 感情移入が少ないこともあるかもしれま... -
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芥川龍之介とともに、その5.現象としての人間!
自他の分離、すなわち他人と自分は全く別の違和世界を生きている、というのは、 脳の神経ネットワークがひとりひとり、個人によって全く違うのです。 世の中も他人も、自分とは異次元の世界を生きている、ということを理解できるには、 人生の体験値を重ね... -
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芥川龍之介とともに、その4素晴らしい遺作「歯車」
芥川龍之介が苦しめられたのは、 遮断なく回転する彼の脳神経です。 それは鋭く外界に反応しては 妄想を起こして彼を脅かしました。 また、彼自身の中に母親の狂気が いつか自分にも及び、 自分も発狂するのではないかという不安もありました。 更には育て... -
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芥川龍之介とともに その3、どれだけ苦しかったろう!
書き手が登場人物達を超越できていない、というのは作家にとっては致命傷ですが、 面白いことに「鼻」と「芋粥」については、それができているのです。 なぜかというとね、 これは芥川の創作作品ではなく、 「今昔物語」という原作があるからです。 その原... -
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芥川龍之介とともに、その2 優しい青年!
芥川と言えば、大概の人はあの険しい目つきの神経過敏そうな芥川の写真を思い出すかもしれませんが、 内田百間などによると、紳士的で親切な龍之介がいます。 そしてこれは私の独断ですが、 もしかしたら、 芥川龍之介は、その本当の素顔を誰にも見せてい... -
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芥川龍之介とともにその1
この初々しい青年が誰だか分かりますか。 そうです、芥川龍之介です。 最近芥川龍之介がなぜ自殺したのか、そして なぜ夏目漱石は芥川の小説を褒めたのかが気になって、 芥川に関する本を読んでみました。 書くためには、彼の作品は勿論、たくさんの本や資...