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◆田下啓子痛快エッセイその10、世の中何が面白いか!!この国はどんどん面白くない国に成り下がっている!

この国はヤクザもマスクをつけて、ちゃんと手洗いをする…笑!

上から下まで、そういう律義さあるこの国が

素敵なのよ。

なぜ、大人になるとビールが旨いかというと、

幼児や子供の頃は舌の感覚が鋭くて、ビールが苦く感じるのだけれど、

大人になるとその感覚が鈍くなり、ビールのあの苦さが快感になるって訳だ!!

つまり人間は世の中に適応しながら生きているってことであり、

まさに世の中とは、

こういう苦さや辛さや毒や、その反対の

美しさや清らかさのごった煮だからこそ、

面白い大人の文化なんだね。

それが健康な豆腐ばかり食うような正義感がはびこってしまうと

ほんとにつまらない!

豆腐だって、醬油やとんがらしをかけた方がより美味しいじゃないの!!

ヒカリだって影がなきゃ~、ただの白い平面でしかないよ。

そして残念だけど、

この国はどんどんそういう浅薄なガキ文化がはびこり

面白くない国になっている。

     〇 〇 〇

そもそも人間てなんだぁ?

もう古いとか言われているフロイト理論は、

人間の根源に性衝動を据えたけど、

それは正しいのではないかと、今私は痛烈にそう思うよ。

性=子孫繁栄の動物の根源快感=生きる快感が様々に分化して

構造化し、

社会の文化を造る様々要素へと転換、変換されていった。

様々な生き方のパターンが発生し、

それは人間の生き方の多様性になり、混濁としたカオスになり、

文明と文化の推進力になっていたったと思います。

今じゃ~ヤクザと言うけれど、

そもそも武士の原形はヤクザ達だからね…苦笑!

別にヤクザがいいと言っている訳じゃ~ないよ。

そもそも人間は正義も暴力も、

歴史の中の必然のごった煮の中で

沸々と文化と文明の釜を炊いたということです。

それを正義=光ばかりしか認めないなんての一辺倒の思考だと

文化は硬直し、人間は滅びる。

反対に暴力だけがはびこったらもう即死だからね。

まあ、一般の人と言いうのは

ヒカリと影の中和点みたいなところを無自覚にウロウロと生きている訳だけど、

まあ、そうだからこそ、かろうじで人類は生き延びているともいえる!

ただ残念だけど、世の中は光と影のごった煮だという、

そういうことを理解できる人は、あんまりいない。

でも人間は成熟してくると、

そのことが漠然というか、うすうすわかってくるものです。

そしてそれが理解できてこそ、

超一流の作家であり、芸術家でもあり、

超一流の科学者にもなれるかもしれないし、

私に言わせりゃ~、

超一流の市民になれる!!

断っておくけど、

日本人のみんなが好きらしいあのゴッホだって、

貧しい中からシコシコと身銭をはたき、娼婦を買いに行っていたからね!

それを知らないご婦人方が、まあ、素晴らしい!と感動しているけどさ!!

そういうエロなしにはゴッホのあの絵も成立しなかった、というわけよ。

「物言えば唇寒し秋の風」で、人間の表街道と裏街道の

実相が分かればわかるほど、私はぐうたらになるしかない…トホホ!

人間たぁ~いかなるものか、

若干24,5歳でそれを理解できていた樋口一葉とは

大した女だと、私は思います。

皆さんはがいかがですか、正義の市民ですか

それとも私のようなぐうたらですか・・??

まあ、

頑張りましょうや!

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この記事を書いた人

作家。映画プロデューサー
書籍
「原色の女: もうひとつの『智恵子抄』」
「拝啓 宮澤賢治さま: 不安の中のあなたへ」
映画
「どこかに美しい村はないか~幻想の村遠野・児玉房子ガラス絵の世界より~」

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