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◆人間はどこへいくのは、総論1、今ならまだ間に合うか?

!今、人間が直面しているのは、

1.エネルギーの問題と地球環境の問題

2.化学物質による環境ホルモンの問題そして

3は、私が考える●脳の問題です。

●1のエネルギーの問題については、今起きている異常気象の線状降水帯や洪水、

世界の各地での山火事など、地球温暖化とその原因を突き止めて何とかしないとという

切羽詰まったものがあります。

エネルギー問題は水素エネルギーが有力視されていますが、

これも爆発の危険がゼロとは言えません。そして

●前へ前へと突き進む科学テクノロジーに依存するのではなく反対に今、

踏みとどまり、

エネルギーを減少する生活という方になぜ、発想できないのでしょか?

環境破壊を止め、自然を守り、

これまでの放漫な、放縦な物質生活を改め、

節制或る文明へと移行することは不可能なのでしょうか。

●2の化学物質による環境ホルモンの問題については、

もう手遅れかもしれないと思うのが化学物質による環境ホルモンの人体及び

●脳への汚染の問題です。

これは大変な問題であるにもかかわらず、経済のほうが優先されて

見て見ないふりのままです。特に日本の厚労省はひどい。

農薬や工業化学物質や、合成女性ホルモン等が

様々な便利商品、合成洗剤、化粧品、香料等々が生活の隅々まで入りこみ、

多くの人々はほゞ無関心に無警戒にそれらを使用していることです。

工業食品化した食べ物には、たくさんの添加物が使われています。

ほとんどの人々はそれを無警戒に食べていると思います。

そして環境ホルモンが人体や脳に影響し、

脳の神経細胞や神経伝達物質の異常、

遺伝子の異常などを起こすことなどを考えると

●今、この利便性を優先するテクノロジー文明を総ざらいして、

検証しないと大変なことになると私は考えます。

●3の脳については、人間の科学技術の世界は進化したが、

果たして人間は賢くなったのであろうか、幸福になったのであろうか?

それは●脳の成熟の問題として、さらに文化の理念の問題として、

突き付けられていると思います。

つまり脳の総司令官である前頭葉は、人間の知識、経験知や体験知そして分析、考察をするという

高次の作業の中で、成熟していきます。

つまり●個体の前頭葉の成熟には年月がかかり他の脳機能より成熟が一番遅いのです。

ところがもしかするとAI時代では、人間はその体験知や経験値も奪われ、

考えることも奪われる社会を迎えるかもしれないのです。

当然、前頭葉の内容は劣化するか退化するでしょう。

それは、考えることのできない人間、

果てには人間とはどう生きるかの理念(文化)を作り出せないことにもなります。

また人間力を発揮できない人間はフラストレーションがたまり、

鬱屈したエネルギーの発散を求めて逆に辺縁系的人間(キレる人間)が

続出するかもしれませんね。

私は科学の世界が大好きです。

科学とはこの世の中の真理の追究だと思います。

同じ条件なら誰がやっても同じ結果と法則になる、という科学は,

不明な物、未知なるもの、そして神秘なるもを

客観的、絶対的な原理と法則で明かしていくものだと思います。

人間の進化はまさに科学の成果でもあると思います。

ただそれを熟知した上で、今の現実世界において登用される科学の力が、

果たして人間の進化や幸福の為となりうるかを考えた時、

全部ではなく、ある側面としての科学におけるマイナス面が、

今の日本や世界を覆い尽くしはじめていると思います。

●今、この科学テクノロジー文明を総ざらいして、

検証しないと大変なことになると私は考えます。

このまま突き進む人間の未来は本当に人間を幸せにするのであろうか?

今はその大きな別れ道に来ていると思います。

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この記事を書いた人

作家。映画プロデューサー
書籍
「原色の女: もうひとつの『智恵子抄』」
「拝啓 宮澤賢治さま: 不安の中のあなたへ」
映画
「どこかに美しい村はないか~幻想の村遠野・児玉房子ガラス絵の世界より~」

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