その前にちょっとだけ今までのおさらいをします。
まず・人間は物質である・・・素粒子の塊(集合体)!
そして・文明は技術の歴史であること。
・宇宙も地球も人間も社会もみんな、・エントロピー増大の法則の中で進行していること。
ここでちょっとだけアインシュタインの相対性理論を。
・物質=エネルギーであること。・物質はエネルギーの塊であること。
つまり私たち人間も物質であり、エネルギー体でもあるのですね。
そしてエントロピー増大の法則により、・物質は最終的には滅んでいくこと。
太陽も消えていきます。
しかし、そんな中人間は・身体の秩序、脳の秩序、精神の秩序を保つ、という
・エントロピー増大の法則に抵抗しながら、生きようとしていること。(ここに私は希望を持つのですが。)
さらに脳という高次な物質の働きは
・想像力、思考力、言語力を用いて・様々な文化、
すなわち、社会通念、学問、宗教、芸術、・さらに倫理、哲学、文学などの
●ソフト世界をつくりだしてきました。
これが私達の意識と無意識の根源=アイデンティティーを作り出しています。
そして今、問われているのが、
●人間はこのままその科学技術の世界を突き進むのか?
もしこのまま科学技術が進んでいくとどういう未来になるのかについて●仮想した二人がいます。
我々のちょっと先輩です。
一人は作家の●オルダス・ハックレー(1894~1963年・英国人)もうひとりは、
ロシアコスミズム(宇宙主義)の●ウラジミール・ヴェルナツキー(1863~1945年)です。
その二人描いた未来世界を、立花隆さんの東大駒場での講義録から簡単にご紹介しようとおもいますが、
かなり強烈で、少し怖いかんじなのです。
ただこれも目をそむけず一つの可能性として、読んでいただければ幸いです。
できるだけ皆さんのストレスを軽くする文でかきます。
すこし長文になると思いますので、まずは、ここまでで一息いれましょう。

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