脳のことを出来るだけわかりやすく書き残しておこうと思います。その1

脳のことを出来るだけわかりやすく書き残しておこうと思います。

専門知識がなくても、

誰にも分かりやすく書いておこうと思っています。

また

脳をシンプルに使いこなすことも、

その人の幸せや人生の充実につながるからね。

今日はまず、

脳は、それ自身が倫理世界や道徳や正義感をもっているのではない、と

いう事を説明します。

脳はそれ自身が倫理世界や道徳や正義感をもっているのではなく、

脳は外的世界に反応して起きる現象のマシンです。

※外的世界とは自分の内面ではなく、自分の外側で起きる事象
すべてのことです。

脳は現象のマシンではありますが、それと同時に、

情報と記憶の世界を網羅しながら、世界をつくりだしていきます。

脳は記憶のバンク(貯蔵庫)ですから

つまり入ってきた情報と記憶とを、仮想でコーディネイトしながら、

「まとめ」の世界を創出するのです。

まるで優等生みたいですね・・・苦笑!

なぜそうなるかの解明はまだ明確ではないのですが

私は、情報の根拠がないとその生命体が不安定になるから、

一応まとめを作り出すのではないかと、

考えています。

つまり、意識も心も感情も、さらに社会理念も思想も宗教もすべて、

脳が作り出す現象です。

さらに、人間が人間である高次な働きである、倫理観や道徳観や正義感なども、

外的世界で起きたことに脳のある部位が反応して起きる現象です。

どうして人間はそういう高等なことに反応するかというと、

それは人間の進化の過程において、

高邁なこと、正しいと思うこと、逆にやってはいけないこととは何かについてを、

長い進化の歴史の過程で情報として獲得したのだと思います。そして

それに反応する部位を獲得した(発達させた)ということです。

その部位が、人間が人間たる脳である前頭前野なのです。

脳は外的世界からの情報を入力しながら、様々にそれをまとめ、

思想や文化としてきた結果、

人間の脳の中に高邁なことに感動する部位を獲得したと思います。

これはまさに人間の進化の中の勝利です。

ここでちょっと整理をしておきます。

文明とは技術の進化のことです。

文化とは思想や、社会観や、芸術などの理念の世界を指します。

話をもとに戻すと、

私たちは、高邁なことや高貴な行いに感動して目の奥がジンとなるでしょう。

多分その眼の奥にそういう部位があるのだと思います。

また自分の中で、道徳観や倫理感や正義感などが働くのは

感情や本能的欲望の部位(旧皮質)と、

前頭葉(新皮質)の理性の部位の連結が強く働いているからです。

反対に

前頭葉と感情の部位の連結が弱い人、つまり

本能的欲望や感情が、前頭葉との連結で弱い人は(薄弱な人は)、サイコパスという風に呼ばれますが、

私はこういうレッテル的な呼び方は余り好きではありません。

なぜなら脳は逐次学習し進化しているからです。

つまり脳はそれなりに成熟しようとしているのです。

今日はここまでにしましょう。

次回は脳は仮想のマシンであることを書くつもりです。

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この記事を書いた人

作家。映画プロデューサー
書籍
「原色の女: もうひとつの『智恵子抄』」
「拝啓 宮澤賢治さま: 不安の中のあなたへ」
映画
「どこかに美しい村はないか~幻想の村遠野・児玉房子ガラス絵の世界より~」

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