◆74歳の蛹その1、いつか空を飛んで!

70歳になったら、風のような文章を書きたいと思い、

毎日筆馴らしのようにブログを書いてきた。

この10数年、一日も休まず、書いた。

しかしもう、74歳の半ばに差し掛かろうというのに

未だ、融通無碍とはいかない。

孔子論語の

「七十にして心の欲するところに従えども、

        矩(のり)を踰(こ)えず」

とはいかないのである。

反対に、七十歳になって、自分の自我を超越するどころか、

いまだに自分がにょきにょきを顔をだしてくる始末である。

自我が顔を出すたびに、頭の中の大きな砧で打って、

自分を鞣している。

道元にあこがれる。

道元のいう「身心脱落」の世界、

広々としてなにものにも縛られないその世界へ

最後はそこまで行きたいと仰ぎ見る。

そして

良寛のように、スタスタと歩いて立ち去れるだろか。

作家として、カウンセラーとして、人間とはいったい何であるか、を

ず~っと考え続けてきて、その最終ラウンドとして

脳の世界に行き着いた。

人間の脳の、その1500mlの小さな宇宙の中で、

何がおきているのだろうか。

脳の研究は日進月歩の勢いで世界中で為されている。

それを読むと、

まだまだ知らないことだらけである。

74歳にもなってもまだまだ自分は蛹なんだと、

思う。

いつか蝶々になれるかな~。それともとんぼかしら。

もしかしたら名もない羽虫になって

空へ飛んでいくのかな~。

奥に見えるのは、どうやら蝉の羽根みたいだよ?
よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

作家。映画プロデューサー
書籍
「原色の女: もうひとつの『智恵子抄』」
「拝啓 宮澤賢治さま: 不安の中のあなたへ」
映画
「どこかに美しい村はないか~幻想の村遠野・児玉房子ガラス絵の世界より~」

コメント

コメントする

目次
閉じる